
ポートモレスビーから飛行機で約1時間30分、パプアニューギニアの三大都市のひとつマウントハーゲンの西にあるタリは、山に囲まれた盆地にあります。
タリの見どころ

欧米からの観光客に人気のアンブアロッジ
山岳地帯の村といってもいいくらいの小さな町タリ周辺は、西洋文明との接触が1960年代と遅く、伝統文化の色の濃い地域です。ここには現地でリゾート&ツアー会社「トランス・ニューギニツアーズ」が運営するロッジのひとつアンブアロッジがあり、裕福な欧米人客が滞在しています。
アンブアロッジはタリ空港から車で1時間弱、美しい花が咲き、タリ盆地を見下ろす山の上に建っていますが、専用の滑走路もありマウントハーゲンなどから専用機で訪れることもできます。この地の伝統様式をかたどったコテージ群は山の風景によく溶け込んで美しく、内部は快適に過ごせる様に設備が整っています。タリの観光ツアーはこのロッジが滞在客のために催行しています。

フリ族の鮮やかなフェイスペインティング
タリの観光ツアーはバードウォッチングや野性のラン観察などの自然散策やこの地域に住む少数民族である「フリ族」の村を訪ねて踊りや生活様式などを見学します。
特にフリ族の伝統衣装は大変個性的で、大きなかつらにゴクラクチョウなどの色鮮やかな羽飾りをあしらい、顔には赤と黄色のあざやかなフェイスペインティングが施され一見に値するものです。