
ニューギニア島の北、ニューブリテン島の北端がラバウルです。ラバウルはビスマルク海に突き出たガゼル半島と活火山に囲まれた町で、旧日本軍の南方方面司令部があったことで多くの日本人に知られています。1994年にはこの活火山が大噴火を起こし、空港を含む町の2/3が火山灰に埋もれてしまいました。家や会社、商店を失った人々はこの半島を離れ、車で40分ほど南東へ下ったココポという小さな村に移住し、空港も移設され新たな街づくりがをはじまりました。そして現在ではラバウルの中心地はココポに移っています。
ラバウルのダイビングポイント


ラバウルでダイビングというとレックダイビングが有名ですが、リーフやフィッシュウォッチのポイントも数多く、他のパプアニューギニアのダイビングスポット同様、美しいサンゴ群と魚影を楽しむことができます。


現在ラバウルのダイビングスポットは大きく3か所に分かれます。新しい町ココポの沖合でボートで30分ほどのデュークオブヨーク群島周辺、旧日本海軍の艦艇が爆撃で沈んでいるシンプソン湾でのレックポイント群、そしてガゼル半島北西部です。その他、零戦など飛行機のレックポイントが数か所あります。
ラバウルのダイビングサービス
ラバウルには2つのダイビングサービスはあります。
ひとつはココポビーチバンガローリゾート内のサービスで、設備の整ったリゾートに宿泊して快適にダイビングを楽しむことができます。浜辺にシャワー・トイレを完備したダイビングセンターがあり、アルミ製フルキャノピーのダイビングボートを駆ってダイビングへお連れします。
もうひとつは独立したショップのカバイラダイブで、センターコンソールのファイバーボートを利用しています。