ワリンディの恵子です。今日はジョエルというシーマウントでファンダイブ、ルンルン!気分でカメラを持って出かけました。ゲストは外人3人、ドライバーもいるし、ガイドも3人なら一人で問題ないし、今日は写真だ...というときはたいていテーマを決めています。今日のテーマはアケボノハゼ。この間サウスエマのカラフルなアケボノハゼの写真を載せました。でもここジョエルにはもっと色が薄い、うす青いアケボノハゼがいるんです。色が薄くてなかなか良く撮れないので、今日はこれだ!と決めていました。でもポイントに付くかどうかの時、一人の外人ダイバーが、私は誰と潜るのか?もしあの2人と一緒なら私は一人で潜りたい。あなたと潜れないか?と言い出しました。でも<NO!>とはいえないし、<Yes!>といい一緒に潜りました。ここでアケボノ計画はなくなりました。
でも海の中は青くて最高!曇り気味の天気でしたが、5mまでは少し白っぽかったですがその下はブルー!ボートのすぐ下にバラクーダーと、ピンジャロスナッパーとギンガメアジ、それとハナタカサゴ!がドヨーんと戯れていました。
まるで水族館か、竜宮城!幸いアケボノハゼもなぜか隠れていたので、良かったのかも。ゲストも200%の大満足でした。
バラクーダーとピンジャロスナッパー
オアが目にしみるハナタカサゴたち
ピンジャロの群れ
ワリンディの恵子です
いつもゲストの方と一緒に潜っている時、いいなあ、写真撮りたいなあ、と思う瞬間があります。
それでお正月も過ぎてゲストも少なく暇なこの時期、ボートが出るときはカメラを持って出かけます、外付けストロボもなく、マクロもワイドも何のレンズもないただのコンデジですが。
この写真はサウスエマ。アケボノハゼです。ワリンディの魚は人懐こいというか逃げない、隠れない。このアケボノハゼも水深は35mですが、逃げませんでした。この地点についた時、ノンデコタイムが10分ちょっとはありました。
まず1匹目、逃げないけれどなんかしっくりいかない。まわりが明るすぎるのか。と思っていると<文句言ってるよ>と思ったのかアケボノが隠れてしまいました。でも大丈夫、すぐ隣にもう1匹のアケボノ。これは少し中にいたためまわりが暗く、外付けストロボのないシンプルなコンデジでさえ、色がはっきりとあざやかに撮れました、結構自分でも納得の一枚が。
ちょっとピンボケしているかもしれませんがでもマクロレンズも、ストロボもついていないコンデジオンリーの写真としては、まあまあ...
これを撮った後もしばらく隠れなかったのですが、私のほうがもういい、でもいるから撮らなくては見たいな惰性で数枚撮りましたが、もっとぼけていました。惰性で撮れるアケボノハゼというのもゼイタクですよね。
結局隠れましたが、その時点でノンデコタイムはほとんどゼロ、ということは10分間アケボノを独占していたことになります。
でも良く見るとその隣に撮ってほしそうなニチリンダテハゼがいました。
大きさも程よく、フィンも開いていたりして、いいモデル!
それがこの一枚。
きっとマクロレンズととか、外付けのストロボがあればもっと近くに取れるのかもしれませんが、コンデジストロボなしだから、これば限界?
この後はデコが出てしまうのであがり始めましたが、もう一枚、バブルコーラルシュリンプ。
お正月にいらしていたゲストの方の写真では(マクロレンズもあり、外付けストロボも付いたカメラ)透明な体のおなかの部分に卵はないっているのが見えたので私も挑戦!
今はお正月も終わり、PNGのこの地域は雨が降る時期ということで
あまりゲストはいないのですが、ある意味ではいいチャンス!
あなただけのアケボノハゼ、ピグミーシーホース、ジョーフィッシュ、ニシキテグリ、順番待ちもないし、後ろの人を気にすることなく粘れるし、ワタシも今がチャンス!がんばって写真を撮ろう!と思います
こんにちは、ワリンディの恵子です
パプアでしか見られない、と書きましたがこれも実はインドネシアの一部とか、ソロモンで見ることができるそうです。
その名は<ホワイトボンネットアネモネフィッシュ>。最初にワリンディに来た時、なんか変わったクマノミがいるととても気になって本で探してみましたが見つかりませんでした。ワリンディの隣の研究施設によく来るオーストラリアのマリンバイオロジー専攻の学生に聞いたところ、ホワイトボンネットということがわかりました。そして同じく、もしかするとハイブリッド、簡単に言うとハーフではないか。両親はオレンジフィンアネモネフィッシュ
とセジロクマノミ。 こんな風にセジロとホワイトボンネットが仲良く一緒にいることもあります。
どこが似ているか??セジロと体の色が似ていて、頭のところの白い線はオレンジフィンの蛍光ブルーっぽい白、と似ているし。
場所によっては3種類が一緒に住んでいることもあるし、オレンジフィンとセジロが一緒にいたり、うえのようにホワイトボンネットとセジロが一緒にいたり、いろいろ組み合わせがあります。そこで生まれるのがホワイトボンネットもどき...。いえハーフということでは同じでしょうが親の組み合わせが違うからデザインが違うのか、極端に違う感じのもいます。それがハーフのなせる業かもしれませんが。
クマノミ広しといえ、あまり違う種類が一緒にいることもないです。きっとこの3種類は相性がいいんだろう...と思っていたらこういうのもいました。多分ホワイトボンネット?(少し無理があるかしら)背中のラインはセジロよりブルーぽくて撮ってつけたみたいな点がホッペタに。このほかにもいろいろ違うデザインがいるんですが、この1匹はセジロクマノミの中にただ一人住んでいました。以前はこの近くにホワイトボンネットも、オレンジフィンもいたのですが。
そしてそのただ1匹の一番小さいこのクマノミをセジロクマノミは大きいのも小さいのもみんなでいじめるんです。変わりばんこに。
クマノミでも自分たちと種類が違うからあっちに行け!という感じで。一年以上はいました。でも結局いなくなりました。
イジメのストレスで死んでしまったのか、ただ単に魚に食べられたのか。
やっぱりクマノミの世界って怖いんですよ。弱肉強食、醜いアヒルの子はいじめられるんですね。
ワリンディの恵子です
またクマノミです。パプアでしか見られない、と書きましたがソロモンとかオーストラリアとかでも見られるようです
日本で言うカクレクマノミとどこが違うか??
3本ある白い線の廻りに黒い縁取りがある。これが見た目で違う点です。
といっても上の写真では言われて見れば程度ですけれど。でもあるでしょう?
日本にはこれがいないので日本語の名前ではカクレクマノミになってしまうんでしょうが、英語では別の名前があって区別されています。
たとえば、このPNG,オーストラリアで見るカクレクマノミは本物だから<クラウンフィッシュ>。それに対して日本で見られるのは偽者だから<ファルスクラウンフィッシュ>...かわいそうなネーミングですね。
もうひとつはこのクマノミは南北に線を引いた東と西で分布が違うらしいんです。
PNGのあたりはそのラインの東側だからEastern Crownfish,日本とかでは西側になるので Western Crownfish.そんなに違うのかなあ。
ちなみにFinding Nemoのカクレクマノミは舞台がシドニーなので本物です。
でももうひとつのこの写真を見ていただくと違うのが納得でしょ!
確かに黒いフチドリガ目立ちますよね。
これだけはっきりしていると目を引きます。デモなんでこのクマノミとさっきのクマノミが南北のラインの西側にいるから同じ種類になるのか?不思議です。
そしてもっと不思議なのはこの手前の1匹があるとき色を変えたんです。最初に見たときはオレンジの色の上に黒いカーディガンを羽織った感じだったのが、その2ヵ月後、こうなってしまいました。
背びれとか胸鰭とか尾びれが真っ黒!よく見ると唇(?)の廻りも黒いんですよ。ナンデブラックに代わったの??
と思っていたらそれからしばらくしてまたオレンジが戻ってきたみたいな気がしていて、この写真の1年後の写真では
後ろの背びれの色とか尾びれの色がかなりオレンジなっているのが一目瞭然。ナンデ、そしてどうやってこんなに色を変えるんだろう?!?謎です。これからもフォローしていきたいと思います。ワリンディの恵子です
Finding Nemo...以来市民権を得たクマノミ。20年+前にダイバーになる前に沖縄に行きました。それがダイビングを始める間接的なきっかけとなりましたが、そのときはクマノミというのが何者か知りませんでした。
パンフレットを見るとビーチの何箇所かにクマノニという名前が書いてあり、大きなノミがいるんだ、とマジで思ったくらいです。
ところが今はワリンディでダイビングのガイド、奇遇か否かは別として、ワリンディでは9種類のクマノミが見られます。9種類のクマノミ、なんだか思いつきますか?クマノミスペシャリティーとか作たりして。
今日はスパインチークとカクレクマノミのお話。
通常スパインチークはホッペタ(チーク)の白いラインのところに棘(スパイン)があるのでスパインチークと呼ばれています。
でもなぜか見ていると結構大きい固体は(大きいのはメスですがその中でも大きい固体)には棘が2本あります。
ホッペタと唇の上。スパインリップチークとでも呼ぶのでしょうか・この固体は結構長生きしていて、なんだか棘の上にコケ見たいのが生えていました。魚も長く生きていると棘が出てくるのでしょうか?
それと これは何でしょう?イクラみたい...という答えは近いものがあります。クマノミのタマゴです。カクレクマノミのタマゴ。この写真は結構早い時期でだんだん色が灰色になったり、銀色の目が出てきてハッチアウト。 それまではこの写真のように両親が空気を送って育てています。でもいったんハッチアウトした幼魚がイソギンチャクに住み着くとそれはまた厳しい世界が待っています。
イソギンチャクがクローズしている時、中に入れるのは親2匹。小さいのが入ろうとすると親が怒って外に出してしまいます。ある意味イジメ。
でもある人から聞きました。これも中性の幼魚にストレスを与えて成長させないための方法とか。
かわいい顔してクマノミはなかなかタフ
これでスパインチークとカクレクマノミについて覚えていただけましたね。でもカクレクマノミについてはもうひとつお話が。それは次回
ワリンディの恵子です。
ワリンディにいらっしゃる日本人ゲストのリクエストはバラクーダー。バラクーダーの群れを見た後のボートの上はにぎやか。やっぱり、何回見ても、いつ見てもいいですよね。私も大好きです。
昨日もイングリッシュというバラクーダー、サメが見られるポイントで潜りました。昨日はロウニンアジも数匹いて、もちろんメジロザメも7,8匹いて楽しいダイビングでした。透明度も良かったし。
でも、バラクーダーの群れもその時のちょっとした条件でリーフの上にいたり、少しはなれたところにいたり、深いところにいたり浅いところにいたりと、魚も気分ですから。
昨日はリーフから少し離れた浅いところにいてくれたので安全停止の時に15mから5mという浅瀬で十分楽しめました。なんといっても流れがほとんどないのでいつまででもびった!と見ていられる。まったく逃げないし、じっとして写真を撮っていると私の周りで勝手に泳ぎ回っていて、ふと見ると手が届く距離に。
でも1匹、群れとは反対方向から泳いでくるのがいました。
そして群れとは別の方向から
気まぐれな1匹?これも魚の気分?
※11月24日(土)発8日間ツアーに対応
場 所 :ロロアタ・アイランドリゾート(ポートモレスビー)
募集人員:17名
お部屋: エアコンなし8室、エアコン付3室(中央棟寄り)をご用意しています。
現地対応スタッフ(予定): 中村卓哉氏、SEA&SEA社員1名、PNGジャパン社員1名
※数に限りがありますので使用できるダイビング本数は
<イベント内容>
○滞在中2回予定
★SEA&SEAストロボYS-D1その他を無料モニター!
○SEA&SEAスタッフがお手持ちのコンデジまたはデジタル一眼+ハウジングに
セットし、設定などもアドバイス
※YS-D1は全てのカメラ機種で使用できるとは限りませんので予めご了承ください。
※数に限りがありますので先着順の事前予約になります。またモニター使用できる
ダイビング本数が限られる場合があります。
※カメラハウジングへの装着は簡易になることがあります。
★ワイド、マクロ、レック、地形など様々なシチュエーションで撮影が楽しめる!
★どなたでも参加可能!
○フォトセミナーのみの参加、SEA&SEA以外の他社製品をお持ちの方、
カメラ+ハウジングをお持ちでない方でも参加OKです
※カメラ+ハウジングをお持ちでない方には、カメラ+ハウジングセットも
貸し出しいたします。但し数に限りがありますので、
使用できるダイビング本数が限られる場合があります。
★期間中はPNGジャパンスタッフが駐在!
※言葉の心配なくリゾート滞在やダイビングを楽しむことが出来ます。
★最後の夜にはリゾートでシンシン(民族舞踏)ディナーショウ開催!
協賛:ロアタ・アイランドリゾート、パプアニューギニア政府観光局、ニューギニア航空
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